山崎元&水瀬ケンイチ著、ほったらかし投資術|手間いらずの投資法

ほったらかしでスノーボード

こんにちは、節税サラリーマンです。

今回、「山崎元、水瀬ケンイチ著、全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」を拝読いたしました。

この記事では、その感想をご案内できればと思います。

こちらの書籍の存在を知ったのは、先日参加した「つみたてNISAフェスティバル2018」の「初めての投資!おススメの一冊 ベスト10」で第5位に選ばれたことがきっかけです。

ちなみに、印税の取り分に関しても、「つみたてNISAフェスティバル2018」で紹介がありましたが、ここでは触れないでおきます。

まえがき

前書きからの段階から、「グッ」と心をつかんできます。

なにしろ冒頭に書いてあることが、「ほったらかし投資術」が無責任なタイトルとであると思っている人に向けた説明です。

そして、この本の大枠の構成は、経済や投資の理屈部分を専門家として山崎元氏が、投資の実践部分に関しては、水瀬ケンイチ氏が記載する役割分担です。

水瀬ケンイチ氏の投資遍歴

将来への備えとして、個別株へ投資

その投資方法は、

  1. チャートに従ってゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売る
  2. 自分が将来就職したいと思う会社への投資
  3. 財閥系低位株への投資
  4. 低PERやPBRへの投資
  5. 財務状況からキャッシュフローがプラスの会社へ投資

といった手法になります。

しかしながら、手数料を含めればトータルでマイナスであったうえ、仕事への支障をきたします。

平日はYahoo!ファイナンスを開いたまま仕事をし、何か悪材料のニュースが流れれば、一目散にトイレに駆け込み、売り注文を出します。

土日となれば、投資先の選定や、決算短信の読み込みなどで、休暇が丸々つぶれることもザラだったようです。

結果として、個別株への投資が「合わなかった」と判断するに至ります。

これって、やっぱり「あるあるネタ」なのでしょうか?

節税サラリーマンは、このうち、1、2、4、5に取り組んだ経験があります。

その中でも特に、「4.低PERやPBRへの投資」に凝っていて、現金を大量に保有している企業への投資を熱心に行っていました。

でも、やっぱり「合わなかった」のは、水瀬ケンイチ氏と同様です。

そのあたりの経緯は、「iDeCo-簡単資産運用でも、成果を上げられる訳」でご紹介しています。

インデックス投資を開始

個別株投資で、生活に支障が出た水瀬ケンイチ氏は、新たな投資手法を探す過程で、「ウォール街のランダム・ウォーカー」という本と出会います。

こちらを参考にインデックス投資を開始、すると、生活が一変します。

仕事中にニュースを見ることとトイレトレードもなくなり、趣味(バスフィッシング、スノーボード)が上達し、結婚し私生活が充実していきます。

 

 

この本の初版は1973年、その後何度も改編を経て、2018年現在、第11版となっています。

1973年の初版当時は、インデックスファンドは存在しませんでしたが、広範な銘柄に投資しましょうというメッセージが書かれていました。

時代が進み、インデックスファンドが世の中に出てくると、そちらへの投資を推奨するように内容が改編されます。

で、儲かっているの?

この本が発行されたのは2015年ですから、もう3年前になります。

水瀬ケンイチ氏が直近書かれた書籍であれば、15年に渡るインデックスファンド投資実践記が記載されており、山あり谷ありの経緯がご紹介されています。

2017年現在では、高級車数台分の含み益となっています。

 

 

節税サラリーマンの書評は、「お金は寝かせて増やしなさい、水瀬ケンイチ著|インデックス投資のライバルは金融機関」でご紹介しています。

誰でもできる「個人のマネー運用簡単マニュアル」

①生活防衛資金と運用資金に分ける

当面必要になるかも知れないお金を、銀行の普通預金に置く。

「この金額がいくらなのか?」、は人それぞれの考え方に依存します。「3ヶ月でいいや」と思う人、「3年は必要」と思う人、それぞれだと思います。

節税サラリーマンの場合、2年間と考えています。

この2年間の資金の内、半年分をいつでも引き出せるメガバンクへ、残りの1年半分は定期預金に預けています。

ネット銀行の方が高金利ということは重々理解しているのですが、大震災等の発生で、ネット回線が寸断された時のことを考えた場合、地元に店舗やATMがある銀行の方が安心です。

東日本大震災の際も、通信が寸断された中、通帳をエビデンスとして、出金を行っていました。

②ネット証券に口座開設

ネット証券のメリットは大きく2つです。

ひとつめは、手数料が低いこと。

同じ運用商品であっても、買う場所(金融機関)によっては、手数料が異なり、相対的に手数料の安いネット証券が良いと思います。

ふたつめは、セールスを受ける機会がないということです。

暇を持て余したころ、金融機関のセールスマン(銀行員、証券マン、生保レディ)がやってきます。

何度も何度も足を運ばれるうちに、なんとなく契約の圧力を感じると思います。

そういった機会がなくなるというのも、ネット証券を選ぶメリットになります。

③iDeCoと(つみたて)NISAの口座開設

※iDeCoとNISA、つみたてNISAの違いに関しては、「⑤iDeCoと(つみたて)NISA投資の考え方」でご紹介します。

※記事内リンク張ること

どこに口座を作るべきか?

色々な金融機関を並べ、比較しても良いのですが、インデックス投資業界では、もう答えは出ていています。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券のいずれかになります。

それぞれの得意分野がありますので、その点をご紹介いたします。

マネックス証券

iDeCo口座を利用した投資ならこちらがベストです。

微々たる違いと感じるかも知れませんが、手数料が最も低いインデックスファンドを用意しています。

これは、最後発でiDeCoへ取り込んだことによる、「後だしじゃんけん」効果だと思います。

このあたり、「2017年10月版iDeCo口座|先進国株式投資ならマネックス証券がベスト」でご紹介しています。よろしかったらご参照ください。

また、つみたてNISA口座として利用する場合、つみたてNISAで購入可能な商品ラインナップの内、m一部商品が購入できなくなっていますので、事前のご確認をお願いいたします。

また、口座開設手続きに関して確認した場合、下記よりご参照ください。

★公式サイト:マネックス証券

SBI証券、楽天証券

つみたてNISA、NISAならこちらがベストです。

なぜ、2社横並びでベストとしたかに関しては、どちらの会社も、つみたてNISAの全商品を扱うことが理由です。

一部、ファンド運営会社の直販だけといった制限がありますが、そちら以外をすべて取り扱う方針を打ち出されています。

また現在、インデックスファンド運営各社による、手数料値引き合戦が続いています。

・2018/7/1現在最安

1)eMAXIS Slim先進国株式  :信託報酬0.1095%

2)ニッセイ外国株式            :信託報酬0.189%

・2018/8/12変更

ニッセイ外国株式     :信託報酬0.189% → 0.109%

ニッセイアセットマネジメント株式会社のニュース(2018/6/29付)、「インデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について

本日最も手数料の低かった商品が、将来も安いとは限らないため、新たな良質な商品への投資をスムーズに行うためにも、全ラインナップを扱うと宣言されている2社がベストと考えます。

両者の関係性でいうと、楽天証券が新たなサービスや投資方法を提案、SBI証券が後追いとなっています。

楽天証券の場合、楽天ポイントで投資ができるというのが、他社が真似できないところでしょう。

また、口座開設手続きに関して確認したい場合、下記よりご参照ください。

★公式サイト:SBI証券

★公式サイト:楽天証券

ちなみに節税サラリーマンの場合、自分名義は楽天証券、嫁さん名義は
SBI証券

と分けています。

④リスク資産の投資額決定、投資先は株式インデックスファンド

書籍の中では理論的な話が中心で、今ひとつ参考にならない点が多かったので、節税サラリーマンの状況をお伝えします。

節税サラリーマンのリスク資産への投資額

節税サラリーマンの嫁さん、現金主義で投資大嫌いです。

そんな嫁さんを説得して始めたのがiDeCoです。

しかしながら、勤めていた会社の吸収合併により、従来の勤務先にあった企業型確定拠出年金制度が利用できなくなったことから、渋々OKしてもらった経緯があります。

iDeCoの評価額も共有していることから、最近は投資アレルギーも減ってきました。

そこで、私と嫁さん名義で、つみたてNISAを満額実施しています。

投資額をまとめると、iDeCoに毎年276,000円、つみたてNISAに毎年800,000円、これが節税サラリーマンの行っている投資のすべてです。

何より節税効果が最高ですからね。

投資先商品に関して

・iDeCo

資産がかなり規模になってきましたので、少しリスクヘッジしています。

具体的なバランスは、「iDeCo-40代の投資|アセットアロケーションとポートフォリオのご紹介」に記載しています。

・つみたてNISA

まだ始めたばかりですので、全額を先進国株式インデックスファンドへ突っ込んでいます。

投資商品はeMAXIS先進国株式インデックスファンドです。

ただ、先ほど記載の通り、ニッセイが手数料を下げてきたので、商品を切り替えるかもしれません、

⑤iDeCoと(つみたて)NISA投資の考え方

違いを説明するとかなり文字数になってしまうため、別の記事「つみたてNISAは2018年から、iDeCo&NISAとの違い」をご案内いたします

まとめ

いかがだっただしょうか?

この書籍、投資初心者には非常に参考になると思います。

ただ、ボリュームが多すぎることと、まとめると内容が薄くなってしまうため、導入部分のみしっかり書かせていただきました。

この記事をお読みいただいて、興味を持った方は、下記よりご確認いただければと思います。

 

 

最近、思うのですが、投資教育は新卒研修に組み込んでも面白いと思います。

「インサイダーはダメ」でも良いですが、もっと堅実に収益を上げる手法を知れば、インサイダーで儲けることは一時(いっとき)のことだと理解できるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です