こんにちは、節税サラリーマンです
しばらく記事更新をせずに、コツコツ準備をして、WordPressテーマを変更しました。「Xeory Base」から「SANGO」への変更です。
ついでにタイトル、似顔絵も変えて、記事本文以外はほとんど変える結果となりました。
今回はその経緯と、理由などをご紹介いたします。ブログ運営半年程度のひよっ子の意見ですが、ご参考になれば幸いです。
目次
「Xeory Base」について
シンプル且つ、SEOに強いといわれるXeory Base、結果として節税サラリーマンでは使いこなせず、半年経過してSANGOへ切り替える結論に至りました。
「Xeory Base」の利用を決めた経緯
節税サラリーマンは、無料ブログサービスなどを利用せず、いきなりWordPressでブログを始めました。
会社の同僚が、副業でブログを運営、アドセンスでかなりの収益を上げていることからその運営を真似させていただきました。
ちなみにその同僚は、Googleアドセンスだけで、毎月20万円稼ぐ強者です。(この半年の間に収益が倍増しています。)
運営が続けば、いずれWordPressに移行するのだから、初めからWordPressがよいとのアドバイスを受けました。
節税サラリーマンの場合は、下記の書籍を購入、1ページずつ、ステップバイステップで導入、設定作業を行ってきました。
そして、ブログは完成しました。
しかしながら、出来あがったサイトは非常に重く、記事数はせいぜい10程度なのに、サーバの負荷が上がり、503エラーが頻発するような状況でした。
その解決のため、レンタルサーバを「Xサーバー」へ変更、WordPressテーマを「Xeory Base」へ変更しました。そのあたりの経緯は下記にまとめています。
「Xeory Base」を初心者にお薦めするポイント
「Xeory Base」では、WordPressの管理画面上で、記事を作成する際に気をつけなくてはいけないポイントを、具体的な数字で示してくれます。
- タイトルは何文字以内、数字を入れたほうが良い
- ディスクリプション(※)は何文字以内が良い
など、どうしようか迷ったり、調べたりするところ、ガイドに沿って迷うことなく記事を作成できます。
※の補足
ディスクリプションをあらかじめ入力しておくと、Google等で検索した場合、赤枠で囲った部分に表示されます。
しかしながら、最近の傾向では、ディスクリプションに入力した内容ではなく、記事本文からGoogleのエンジンが編集した内容が記載されることが多いです。
「Xeory Base」のここが不満
スマートフォンでの表示がいまひとつ
「Xeory Base」自体はレスポンシブウェブデザイン(※)で作られており、ひとつ記事を作成すれば、PC、タブレット、スマートフォンで表示されます。
※レスポンシブウェブデザインに関して
レスポンシブ ウェブ デザイン(RWD)は、サーバーからどのデバイスに対しても常に同じ HTML コードを配信し、CSS を使用して各デバイスでのページのレンダリングを変える設定方法です。
すべての Googlebot ユーザー エージェントがページとそのアセット(CSS、JavaScript、画像)をクロールできる状態であれば、Google のアルゴリズムによってこの設定が自動的に検出されます。
引用元:Google
スマートフォンは小さな画面サイズです。こちらで表示させた場合、記事タイトルのフォントが大きすぎる気がします。
フォントが大きすぎますので、長いタイトルの記事を書くと、ファーストビューでは記事本文が少ししか表示されない事態となります。
そのため、ファーストビューに表示させる、Googleアドセンスの種類に迷ってしまうことがありました。
何をするにもカスタマイズ
シンプル且つ、おしゃれなテーマを無料で利用できる時点で十分ありがたいのですが、シンプルであるがゆえ、何をするにもカスタマイズが必要です。
記事にしたカスタマイズだけでもこれだけあります。
今後も、以下のようなカスタマイズや、プラグインの導入を考えています。
- ・目次ページを表示したい
- ・2人の掛け合いで、説明するような記事を作りたい
カスタマイズもブログネタになりますが、毎回やり方調べてカスタマイズという、作業そのものに疲れてしまいました。
テーマ選定
上記のように半年ほどブログを運営してきて色々経験しました。
今回のブログテーマ変更に関しては、テーマ選びに2か月ほどかけています。そこで、ブログテーマを選ぶことの重要性を、まずはご案内させていただければと思います。
2018年現在、ブログを運営している人にとって、ブログテーマに求めることは、以下であると確信しています。
- ①表示の速さ
- ②SEO対策
- ③デザイン
- ④機能
横に振ってある数字は、優先順位を示したものです。細かく見ていきましょう。
①表示の速さ
ブログを運営する上で、表示する速度は最も重要です。
特にスマートフォンなどのモバイルデバイスは、PCと比較して通信速度が遅いことが多いため、更に重要になります。
Googleも表示に時間のかかるサイトは評価(検索の結果、表示される順位)を下げると公言しています。
②SEO対策
SEOとは、ブログへの検索流入を増やすための手段を指します。
少し言い換えると、特定のキーワードで検索された場合に、検索上位に表示させるためにブログを最適化することになります。
また、twitterや、facebookなどのSNSからの流入、検索されやすいキーワードと、記事本文の書き方など、対策は多岐にわたります。
③デザイン
ここで言っている良いデザインとは、「見た目がおしゃれ、かっこいい」というだけではありません。
節税サラリーマンが考える良いデザインとは、流入した閲覧者がひとつの記事を読んで終わりではなく、関連する記事もまとめて読んでくれて、結果的に、直帰率(ブログに来た人が1ページだけ読んで離脱していく比率)が下がるような設計がされたブログテーマです。
④機能
よくあるブログのレイアウトを考えていただくと、一番上にタイトル、その下にメニューが設置されています。
中央からやや左には記事本文が、右側にはサイドバーと呼ばれる領域があります。ここには、最近アップされた記事や、カテゴリー、SNSへのリンクなどが表示されます。
このサイドバー、記事本文が長い場合、画面をスクロールすると、いずれ見えなくなってしまいます。
そうすると、記事を読み終わった方に、関連する記事をストレートに提案できません。その対策として、後ほどご紹介するSANGOの場合、「追尾サイドバー」という機能が実装されています。
こちら、サイドバーの表示が切れた後も、設定されたメニューが表示し続けます。このサイトでも設定していますので、右側のサイドバーをご覧いただければ、どういった機能かがすぐにわかると思います。
ただ、このような機能はカスタマイズや、プラグインを利用することで実現可能です。
しかしながら、カスタマイズで実装する場合は、そのためのITスキルが必要です。Webデザイン等を仕事にされている方であればそんな心配は不要ですが、一般的には難しい作業だと思います。
また、プラグインで実現するためには、「速さ」が犠牲になることが多く、最悪の場合、そのプラグインが原因で不具合が起きることもあります。そのため、なるべくプラグインを使用せず、必要な機能がブログテーマに実装されていることがベストと言えます。
選定方針
今回、テーマを変更するにあたっては、下記の2点に関してポイントとしました。
(1)現時点で考えられる、節税サラリーマンが必要だと思う機能が、すべて詰め込まれたテーマであり、カスタマイズの必要性が低いテーマであること。
(2)ブログをどのデバイスで閲覧するかを考えた場合、モバイルデバイスでの閲覧比率は上がり、PCでの閲覧比率は減り続けると思います。
となりますと、「レスポンシブ ウェブ デザイン」より、もう一歩踏み込んだモバイルデバイス対応を求めたく考えました。
※速さと、SEO対策はWebで調べても結論がないため、比較検討は諦めました。
そのような対応が出来る無料テーマは無く、結果、有料テーマから選定することとなりました。
候補
STORK「ストーク」
ブログマーケッターJUNICHI監修のもとOPENCAGEが開発したWordPressテーマ。これまでのテーマ開発の経験とブログマーケティングのノウハウの融合によってうまれた、ブログマーケティングのためのWordPressテーマです。
スマートフォンでの使用感にとことんこだわり、見た目のインパクトよりも「使いやすさ」「読みやすさ」にこだわりました。見た目は当然のこと、機能的にも徹底的にモバイルファーストにこだわりました。
SWALLOW「スワロー」
SWALLOWはシンプルな見た目と洗練された機能美が光るWordPressテーマです。プロブロガー八木仁平監修のもと、OPENCAGEが開発したWordPressテーマ。「必要なものとは何か」を考え尽くして、無駄な機能やデザインを削ぎ落とした洗練されたWordPressテーマです。
SANGO
SANGOは、Webメディア「サルワカ」から生まれた有料WordPressテーマです。
開設1年で150万ページビュー/月を超えたサルワカのノウハウを、余すことなく詰め込んでいます。
SANGOにはたくさんの魅力があります。ブログ、アフィリエイト、
企業ホームページ、様々な用途できっと活躍するはずです。
結果
結果としては、「SANGO」を選びました。
理由は以下になります。
- 「サルワカ」を拝見しており、デザインに感銘を受けていたこと
- 直帰率に悩んでいた事から、「つい長居したくなる、居心地の良いデザイン」というこ言葉が心に刺さったこと
- ・他のテーマと比べて、表示スピードが早そうなこと
- ・ひとつ購入すれば、他のサイトでも利用可能なこと
- ・他のテーマと比べて、フラットデザインとして完成されていること
変更手順
以下の手順にて変更を行いました。
- ①ローカルPCにテスト環境を構築
- ②似顔絵イラストの外注
- ③テスト環境で動作テスト&バックアップ取得
- ④SANGOの適用と各種設定を実施
- ⑤本番環境でリストア
細かくご説明いたします。
①ローカルPCにテスト環境を構築
別記事にてご紹介
②似顔絵イラストの外注
別記事にてご紹介
③テスト環境で動作テスト&バックアップ取得
①で構築した環境に、本番環境(internet公開中)のバックアップデータをリストアします。
ドメインが変わった(https://?????⇒local)ことにより、ほぼすべてのリンクが切れている状態でした。
そこで、一括返還ツールを使い、変更を行ったところ問題なく表示が出来ました。
④SANGOの適用と各種設定を実施
テスト環境にSANGOのテーマを適用して、各種設定を施していきます。
設定項目が相当数あったため、ろくにメモも取らず、ひとつひとつ設定していきます。
こちら参照しました。SANGOカスタマイズガイド目次
10日ほどかけて、すべての設定作業が終了し、テスト環境のバックアップを取りました。
その後、ドメインの一括返還ツールを使い、本番環境へのリストア用バックアップを取得します。
⑤本番環境でリストア
④で取得した本番環境用のバックアップデータを、本番環境(internet公開中)へリストアします。
ブラウザからWebサイトを確認して、問題がないことを確認しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このブログテーマ変更には、関連記事の作成含め、約1ヶ月かかりました。
テーマ変更以降、直帰率が10%ほど下がり、検索流入も15%ほど増えています。
短期間の集計ですが、結果には非常に満足しております。
皆様のご参考になれば幸いです。