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ヨッピー師匠の著書を拝読、超上から目線で檄文を語る-『明日クビになっても大丈夫!』

ヨッビー-アイキャッチ

こんにちは、節税サラリーマンです。

今回は、節税サラリーマンの心の師匠、ヨッピーに関して書かせていただきます。

ヨッピーを初めて知ったのはちょうど1年くらい前、YAHOO ニュースで大変な話題になった、PC DEPOTへの突撃取材の一連の件を読んだことからです。

YAHOO ニュースの記事はこちら

リンク先記事は非常に長文(死ぬほど長い。ヨッピー談)になりますので、内容をかいつまんで言いますと、ケンヂさんという男性に認知症を患っているお父さんがおります。

そのお父さんがPC DEPOTと詐欺まがいの契約を複数回結ばされ、ケンヂさん自身も何度かPC DEPOTと話し合いを持ったものの、らちがあかないためヨッピーに同行を求め、その顛末が書かれております。

この記事の発表以降、社員の内部告発のようなtwitterアカウントが登場し、両親が同様の契約を結んでいることを知った人が解約手続きのため、店舗への殺到といったこともありました。

節税サラリーマンとPC DEPOTの関わり

実は節税サラリーマン、PC PEPOTとは因縁があります。

当時の会社を辞めるきっかけとなったのは、取引先であるPC DEPOTで発生したトラブルで、その責任を取らされる形で降格、20%程度の減収が確定となりました。

ちょうど会社の将来性に疑問を感じていたこともあり、降格と減収確定を理由に退職しました。

経緯を知っている人ですと、節税サラリーマンが誰なのかを簡単に特定されてしまうので、このトラブルの内容を書くことはご容赦いただければと思います。

退職後も、面識のあった元社長室長(IR担当)がインサイダーで逮捕されたニュースも目にしております。

PC DEPOTは昔の同僚と飲んでいると必ず名前が出てきますし、最近は年寄りばかり相手にしているらしいくらいの情報は知っていました。

そんな中、ヨッピーの記事を拝見しました。

ヨッピーの記事を初めて読んだ

はじめは「変わんねぇなぁPC DEPOT」と思って読んでいたのですが、
読み進めるうちにグイグイと引き込まれる感覚がありました。

すごい取材力と文章力だなと感心していたところ、facebookのタイムラインに「ヨッピー砲炸裂だな」とのコメントがありました。
これは、IT広告業界に勤める後輩(PC DEPOTトラブル時の勤務先)が
書き込んだので、ちょっとググってみました。

ヨッピーが書く記事は面白くて、下世話で、大変楽しく読ませていただきました。節税サラリーマンもこのような文章を書けるようになれたら良いなと憧れに近い気持ちになりました。

ヨッピーに関して

1年ちょっと前まで知りませんでしたが、
ちょっと上から目線で書かせていただきます。

書籍の著者情報に、「インターネットで一番数字を持っている男」と
呼ばれるとの記載がありますが、こちらは少々堅苦しくて、
本を売るためのコピーっぽい感じがします。

「めちゃくちゃ面白い記事を書くWEBライター」のほうが正確でしょう。

節税サラリーマン個人が面白いな~と思った記事は、書籍でも紹介のあった、「全員童貞vs全員AV女優! 世紀の合コンが遂に開幕」、「鼻炎王」ヨッピーが現役引退を宣言あたりですね。

その他の記事に関して、詳しく知りたい方はこちらご参照ください。

ヨッピーの上手さ

ヨッピーの面白さ(すごさ)は、いわゆる「つかみ」の上手さかなと思っています。

ヨッピーの人気が上がるにつれ、記事を読む人はヨッピーのコアなファンから、
ヨッピーの記事を初めて読む人まで幅広くなります。

本題に入る前に、その雑多な人たちの気持ちをひきつけ、同じスタートラインに立たせる書き出し、つまり「つかみ」が抜群に上手いと思います。

最新ランニンググッズを装備すれば「100kmマラソン」を完走できるの? 検証してみた

を例に挙げますと、前回失敗しているにもかかわらず、

・ノー練習

・ノー運動

・ノーマラソン

フィッティングした最新シューズと、ウェア、ランニンググッズで、走らず歩く。

この時点で、誰もが同じ気持ちでヨッピーのマラソンならぬ、徒歩スタートを応援したくなります。

なぜ、「つかみ」が上手いと感じるかに関しては、節税サラリーマンも本業(IT系法人営業)ではこの「つかみ」が非常に得意だからです。

IT系法人営業での「つかみ」とは

以前の記事で、ラポールをご紹介しました。

IT系法人営業、厄介で困ったお客様への対応は別料金です。

法人営業のプロセスは、概ね以下のとおりです。

・ラポール(信頼感を得る)

・フロントトーク(商品説明を聞く準備をさせる)

・プレゼンテーション(商品説明)

・クロージング(価格提示など)

・アフタークロージング(ネガティブなポイントを消し込む)

・受注

ここでいうつかみは、フロントトークを指しています。

IT系法人営業での「つかみ」、具体例

PC向けアンチウィルスソフトを売り込む場合を想定します。

フロントトークで行うべきポイントは、

表側の目標:「営業マンと、その企業がその分野に精通していることを理解いただく」

裏側の目標:「この時点で競合を排除するキーワードを盛り込む」ことなります。

具体的には、

・最新の攻撃手法の紹介(提案商品で解決できる前提)

・自分たちの会社がどれほどの実績、規模、経験があるか

・見込み客側で気になるキーワード(会社からの要求)の確認

あたりの説明を行います。

上手く刷り込みが完了すると、背もたれに寄りかかった見込み客が少し前のめり気味に座りなおします。

「明日、クビになっても大丈夫!」を読んだ

今回、ヨッピーの書籍「明日、クビになっても大丈夫!」を読みまして、自分なりの感想を書かせていただければと思います。

この本には、現状や将来に不安がある人や、悩みがある人に向けて、残りの人生をよりよく生きるための考え方や、その実現方法の一例(ヨッピーのこと)が記されています。

ヨッピー自身が、サラリーマンに生活に違和感があり、その違和感のはけ口をインターネットへ求め、成功に至る経緯の紹介と、成功できた考え方(戦略)に関しての説明がメインです。

基本的な考え方として、「行動することが大事」と言うことが度々出てきます。

語り口が滑らかなため、「私にも出来る」と思ってしまいそうなタイミングで、まずは副業から始めたほうがよいこと。

現在の収入を捨ててフリーになると金銭面の余裕が無くなり、報酬の仕事を請けざるを得なくなり、品質が低下するジレンマに陥りやすいこと。

生活できる収入があって初めて品質を高められるなど、安易で無謀なチャレンジを戒める記述も出てくるあたりにヨッピーのやさしさを感じます。

あまりネタバレしたくありませんので、ご興味ありましたら下記ご参照ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「明日、クビになっても大丈夫!」は
初めて紙媒体で提供されたヨッピーの文章だそうです。

つい先日、届出制ではあるものの副業の全面解禁をソフトバンクが発表されました。

本ブログタイトルの副業禁止も、今後一般的ではなくなり、「明日、クビになっても大丈夫!」を読んだ方たちが副業を始め、第二、第三のヨッピーが生まれ、楽しい記事が量産されることを期待します。

ご興味ありましたら、下記ご参照ください。

 

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