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リクルートエージェントで転職|勤続10年で永年勤続表彰されました

こんにちは、節税サラリーマンです。

先日、高校時代の同級生飲み会があり、看護師の女性と話し込みました。

看護師になるには、専門学校や、大学の看護学部(学科)を卒業後、国家試験に合格する必要があります。

そして、国家試験合格後は、その学校の付属病院で働くことが一般的です。

その理由としては、たいていの専門学校には奨学金制度があり、学校卒業後一定期間(3年~5年)勤務すれば、支給された奨学金が返済不要となります。

そのため、経済的な理由により、進学を悩んでいる学生に人気があります。

同級生の女性も、家庭の金銭的な都合から看護師を志ました。

専門学校を併設するぐらいですから、勤務するのはそれなりに規模の大きい病院になります。

となりますと、奨学金返済の年季が明けると、結婚や子育て等の理由や、加齢に共に体力的にきつくなると、市井の病院に移っていきます。

よって、看護師は転職が多い業種になります。

節税サラリーマンは転職経験豊富ですので、直近の転職理由を話したら予想外に面白がられました。

今回、その転職に関してまとめさせていただければと思います。

中途入社から半年の仕事内容

中堅企業向けERPシステムを販売していました。ERPシステムが何かわからない方に少し補足します。

会計ソフトの規模を大きくして、色々なことが出来るようにした結果、会社の業務を支えるメインのソフトウェアだと理解してもらえればと思います。

入社から配属された部署ではこれといった仕事も与えられず、セミナー集客や先輩社員の手伝いばかりやらされていました。

セミナー集客は会社で保有しているリストに郵送でDMを送信、セミナーに参加いただけるように電話で連絡を取る仕事です。

また、先輩社員の手伝いはと大型の商談になると3名(先輩営業、SE(技術担当)、私)体制で顧客へ訪問します。

各員の役割分担は、SE(技術担当)はシステム操作&デモ担当、先輩社員は営業担当でキーマンの理解度を図るため、ポイントポイントで質問していきます。

私は見込み客の反応や、状況を細かく確認して、キーマンや、決裁者の理解不足と思われる点などフォローをします。

入社から3か月位経ったころ、中途採用者は3週間の泊まり込み研修がありました。

研修制度のしっかりした会社でしたので、その3週間の間、本来の仕事が一切できないのですから、きちんとした仕事を与えづらかったのかもしれません。

半年ほど経過したころ、4月の定期人事異動で所属していた部署は解散、最も厳しい部署へ異動することとなりました。

異動先部署

マネージャ

300人を超える営業担当の中で、5年連続ナンバーワンセールスです。

最終的には、それまでの売上記録の3倍の数字を上げました。スペシャルな人です。

マネージャは基本的に残業しない人で、毎日8:30出社(時々遅刻)し、19時には酒を飲みに退社します。

このスタイルは、一営業マンだった頃から変わらないようです。

とはいえ、数字を上げるために、常に努力をしている人でした。

数字目標を達成するためのスケジュールを立て、そのスケジュールを履行するために資料を作り、狙ったタイミングで受注をする。

その後、導入作業を行い、システムが動き出したら検収となり、代金を請求します。

マネージャは、地方の支店に所属していました。

残念ながら、地方の支店には元々技術者の数がさほど多くない状況です。ここに、マネージャがたくさんの受注を取ったことで、技術者が不足しました。

すると、マネージャは技術者並みの知識を短期間で身につけ、自分自身で導入作業を行っていました。

また、お客様にとってわかりやすい資料を作成するために、パワーポイント作成技術も日々磨いており、更に、朝礼前の5分ほどは、毎朝キーボードを叩いていました。

キー入力の速さを維持するための練習のようで、これまた資料作成のスピードアップのために毎朝の習慣でした。

ここまでご案内すると、いかにスペシャルな人かご理解いただけると思います。

私を含めたメンバー

マネージャはスペシャルですが、メンバーは私を含め平凡だったと思います。

男性の派遣社員1名、女性の派遣社員1名を含め、16人で新しい期のスタートを切りました。

早速、土曜日の出勤を指示されます。

当時の部署で担当している顧客リストをすべて洗い出します

その上で、今期に契約できそうな顧客をピックアップ、予定提案構成を考え、仮見積もりを作るという作業です。

週が開けた月曜日の時点で、2名が退職の意思を表明しました。

その後も退職希望者が続き、ゴールデンウィークの時点では、12名になっていました。

想像できると思いますが、マネージャの仕事への要求は厳しく、前期からその噂は東京本社内を轟いていました。

ただ、パワハラというわけではなく、基本的には優しい人で、自分のようにメンバーに稼いでもらいたいと思っているようでした。

そして、自分がやってきた効率の良い営業方法をメンバーに指示していただけます。

でも、節税サラリーマンを含め凡人揃いのため、その要求に届かないといった状況でした。

転職のきっかけになった案件

案件のきっかけ

ある日、セミナーにいつも来場いただける、田中さん(仮名)から連絡がありました。

田中さんは誰もが知っている金融機関の子会社の経理部長でした。

よくある話ですが、金融機関に入社したものの、年齢的な理由で子会社に出向しています。

担当していた先輩社員が退職するにあたり、「この前コンペ負けしてあと4年位は何もないけど、セミナーに来てくれるし、いい人だからフォローしといてよ。」ということで引き継いだ元お客さんでした。

連絡内容は、「親会社(金融機関)の経営企画部長と打ち合わせの場をセッティングするので来てほしい」詳しい話は部長から説明するからとのこと。

その金融機関の部長級となると、社会的にかなり高いステータスのため、マネージャと共にオフィスに伺いました。

経営企画部長からの依頼は変わったものでした。

企画部長からの依頼

経営企画部長からの依頼は変わったものでした。

金融機関の子会社では、効率化の観点から同じ経理システムを利用します。

今回リプレースでは、御社とA社、B社でコンペとなり、結果A社が落札、導入を決めました。

ところが、半年経ってもプロジェクトがほとんど進んでおらず、A社からプロジェクト辞退の申し出があった。

普通に考えれば、御社とB社を含めた複数社でコンペにかけるところですが、時間的な余裕(10ヵ月で10システム稼動開始)がありません。

こちらの方針としては、現在も利用中の御社システムをそのまま利用させて欲しい。

とはいえ、経営企画部としてはA社システムの利用を子会社に推奨してしまっているため、御社のシステムを経営企画部が選定するわけにはいかない。

そこで対象の10社に対して提案活動を行って欲しい。提案さえしてくれれば、必ず採用する手はずになっています。

と、頭を下げられました。

数字を取り上げられる

帰り道、私もマネージャも少々興奮気味でした。

10社のリプレースとなるとおよそ1~2億円の商談です。

これの案件を受注すれば、私の営業成績は約350人の営業担当の中で、上位5位以内は確実です。

マネージャからは、「この商談はS(先輩社員で経験10年)にやらせるから。お前ひとりじゃこの商談まとめられないだろ。受け取るべき報奨金はきちんと入るようにするから。」と言われました。

確かにその通りです。

この商談は、経験の浅い私一人でまとめられるものではありません。

ただ、こういった場合、実績をシェアする制度が社内にはありました。

案件をたくさん持って手が回らない人は、手が空いている人に案件を譲り、受注となったら売り上げ実績を半分ずつシェアする制度です。

私の商談をSさんに渡すことで、数字をシェアしてもらえるようにマネージャに頼みましたが、「報奨金に色を付けるから、それでいいだろ。」とけんもほろろに断られてしまいました。

会社に戻りひどくふてくされていましたら、派遣社員さんが声をかけてくれ、飲みに誘ってくれました。

私からは、「案件をSさんに譲ると、自分の実績にならず、社内で評価が得られないこと。報奨金より実績が欲しい。」と愚痴りました。

派遣社員さんは、マネージャとの付き合いが長く、「きっと、会社からより大きなお金を取るためだよ。」と諭してくれ、細かな金額を教えてくれました。

報奨金制度

その会社での報奨金の仕組みを少し説明します。

営業マンは大きく3つのランクに分けられており、そのランクごと、その報奨金は異なります。

Aランク:前年の売上実績上位10%(売上の2.0%は個人への報奨金、1.0%はマネージャが配分)

Bランク:前年の売上実績上位10~30%(売上の1.5%は個人への報奨金、1.0%はマネージャが配分)

Cランク:それ以外(売上の0.7%は個人への報奨金、0.3%はマネージャが配分)

入社間もない節税サラリーマンはCランクで、SさんはBランクです。

ケース1:節税サラリーマンが受注した場合

案件総額2億円として、個人で受け取る報奨金は140万円です。

マネージャが差配できる金額は60万円です。

ケース2:Sさんが受注した場合

同じく案件総額2億円として、個人で受け取る報奨金は300万円で、マネージャが差配できる金額は200万円です。

きっと、自分が受け取る200万円の内、140万を節税サラリーマンに割り振るつもりだったのでしょう。

あぁ、これではやっていけないなと思い、転職を決意いたしました

転職活動

それまでも何度か転職していました。

若いころはBing(転職雑誌)の記事から転職先を決め、直近の転職ではリクナビNEXTで転職を決めました。

今回は入社から1年足らずで転職を決意していることもあり、今回の転職活動では、ゆっくり時間をかけたいと思い、今回初めて転職エージェントを利用しました。

もちろん仕事をちょっとさぼりながらの転職活動です。

登録したのは3社です。

  1. 転職フェア(展示会風)で、担当の女性が綺麗だったから
  2. 外資系に強いという触れ込みの紹介会社
  3. リクルートエージェント

①:担当が綺麗な女性の紹介会社

確か、東京国際フォーラムで行われた転職フェア会場で登録募集しており、声をかけられた女性が素敵な方で、もっと話したいなという理由だけで登録しました。

後日、事務所に伺いましたが、紹介してくれるのはネットワークビジネスの会社ばかりで、一度事務所に伺っただけで、登録情報は削除いただきました。

この会社、最近では時々テレビで紹介されることがあります。

転職エージェントから業態を少々変化させ、非常に独自性のあるビジネスを展開しております。

②:外資系に強いという紹介会社

外資系に強いという触れ込みでした。

紹介いただく企業は、確かに面白い商材を持っている会社が多い印象です。

世界的な大企業というよりは、世界中で2,000名程度、日本だけで20~50名規模が多かったように思います。

比較的新しい会社だったこともあり、担当のエージェントも若く、こちらの要求をうまく処理できない印象でした。

2~3社程度紹介いただいた際に、新卒の営業担当を面接に同席させたいという、訳のわからない依頼を受けてから縁遠くなってしまいました。

③:リクルートエージェント

節税サラリーマンが利用した当時は、リクルートエイブリックという名前でした。

登録はしたものの、なかなか面接のスケジュールの調整ができず、初回面接まで時間がかかってしまいました。

節税サラリーマンは相変わらず土曜日に出勤しており、日曜日のみの休暇です。

担当に割り振られたエージェントは土曜日の出勤、日曜日に休暇を取るスタイルでしたのでなかなかタイミングが合わなかった訳です。

エージェントの人柄

エージェントにお会いしてみると、開口一番、「失礼ながら、この勤務先では転職されたいというのも、仕方ないことですね」との発言がありました。

リクルートエージェントでは当時の勤務先の問題を把握され、全社共有されていました。

高い離職率(同社の統計では、同業平均と比べて1.5倍ほど高い)や、節税サラリーマンを含め複数名の社員が登録していることを教えていただきました。

また、リクルートエージェントで、転職エージェントとして仕事をするには、必要な資格と、経験が必要で、誰もが簡単に就ける仕事ではないこと。

同社の報酬システムでは、節税サラリーマンのような転職希望者は無償だけれども、6ヵ月の期間制限あること。

採用する法人側は有償(紹介者が就職した時点と、6か月後に費用発生)で、想像していたよりも多くの金額(新車1台程度)が動くことを知りました。

非常に信頼のおける人柄で、この人なら安心してお願いできそうと感じました。

実際の紹介企業

当時の勤務先の経験は1年未満でしたので、ひとつ前の企業での経験(8年いました)を中心にアピールし、企業を探していくこととなりました。

職務経歴書や、履歴書記載のアドバイスをいただきつつ、企業へ応募していきます。

転職から1年足らずで再度転職しようと思っていることもあり、当時の勤務先と同等程度の規模の企業では、書類だけで落とされることが多く、なかなか思い通りに進みませんでした。

結果、ちょうど10社目の面接先で転職を決めました。

それは現在の勤務先ですが、ひとつ前の企業で経験した特殊な業務領域と、現在の勤務先での領域が非常に似通っており、その経験を気に入っていただいたのが採用理由のようです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

非常に長文になってしまいましたが、以上が節税サラリーマンの直近の転職経験です。

書き始めると、筆ならぬ、キータッチする指が止まらず、また、過去の記憶が鮮明に残っていることに少々驚いております。

現在の勤務先では、取り扱っているソフトウェアがメジャーな海外製品ということもあり、時折、リクルートエージェントではない、転職エージェントから連絡があります。

現在の年収の1.5倍のような、好条件を提示されるとグラっとしてしまいます。

また、お世話になったリクルートエージェントのご担当には、私の個人的な知り合いを3名紹介しました。

先日、4人目を紹介しようとしたところ、子会社へ異動になったとの連絡を受けました。

結果的に、紹介した3名ともリクルートエージェント経由で転職しましたが、内2名は残念ながら再度転職しています。

転職エージェントは現在多数の会社がありますが、私の経験から、リクルートエージェントを強くお薦めしたいと思います。

また、リクルートエージェントのより細かい情報は「IT企業の高齢化問題|興味のある未経験20代、30代は転職チャンス有」にまとめています。

ただ、業界2位のインテリジェンスの「DODA」を利用した経験がなく、説得力には欠けるかもしれません。

ご興味ある方は、公式サイトご参照ください。

公式サイト:リクルートエージェント

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