こんにちは、節税サラリーマンです。
最近、いかつい見た目の遠藤憲一さんが、にっこり微笑む広告をよく見かけます。投資系ブログを運営されている方は同様かと思いますが、「投信の窓口」が気になっています。
節税サラリーマンは、今から5年ほど前に子供が生まれました。必要な保障内容も変わることから、生命保険を見直そうと思い「保険の窓口」へ相談に行ってみたのですが、あまり良い印象を受けず、結局契約せずに終わりました。
そんなことから、節税サラリーマンは保険と同じ金融系の「~~の窓口」ということで、「投信の窓口」に関してかなり懐疑的に見ておりました。
しかしながら、最近投資資金に少し余裕が生まれ、今まで投資したことのないアクティブファンドで運用してみたい、「ブログネタにもなるな」というちょっとヨコシマな気持ちで訪問してきました。
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結論を先に申し上げると、節税サラリーマンは「投信の窓口」利用するかもしれません。
本記事全体に関しての引用元
目次
■投信の窓口とは?
髙木証券株式会社(明治6年創業)が運営しており、投資信託を専門に取り扱い、対面窓口で提案、販売しています。ただ、この髙木証券、最近業績が低迷しています。
右肩下がりに業績が低迷し、2016年3月期決算から赤字転落、2017年3月期と2年連続で営業赤字を出しています。
2016年3月期は資産を処分するなどして、当期純損失の削減努力を行ったようですが、2017年3月期はその余力も無くなったようで、経常損失とほぼ同額の当期純損失を計上しております。
節税サラリーマンの憶測では、このまま事業を続けてもジリ貧は明らかだったことから、ひとつ大きな投資として「投信の窓口」を開設、起死回生を狙っているのだと思います。
■投信の窓口の強み
●投資信託取扱本数 業界No.1※
「投信の窓口」の投資信託取扱本数は、業界No.1。※
45社・約1,800本の投資信託の中から選択可能です。
※投信の窓口調べ ネット証券を除く。2017年6月時点の本数
●ファンド・ラボ
投資信託の情報を集めた独自のデータベース「ファンド・ラボ」客観的なデータを基に、公平・中立に投資信託を比較、分析。投信の窓口なら他社で買ったものも評価・診断できます。(webより引用)
う~ん、この説明上手くないです。ファンド・ラボに関して突っ込んで質問しました。
①分析に使っているデータは何か?
その投資信託が設定(作成)されたタイミングから、現在までの値動きをすべて登録している。
②その上で何がわかるのか?
各運用会社が発表している投資信託説明書(交付目論見書)のデータと突合せ、目標との乖離率や、値動きに関して、現在から過去の履歴を確認することが出来る。
特に分配金を出すようなREIT等に関しては、投資信託の総資産量と、成長割合、分配金比率から、分配金の出しすぎなどをあらかじめ把握することが出来る。
■投資信託購入までの流れ
①個別相談
各店舗、電話(カスタマサポートセンタ)、ホームページから申し込む事が出来ます。
個別相談、セミナー情報はこちら
その際に、契約している投資信託を持参すると、その投資信託の良し悪しを診断いただけます。なお、節税サラリーマンは、ホームページで申し込み、手ぶらで店舗にお邪魔して相談してきました。
②口座開設
髙木証券に口座を開きます。
③投資信託の購入
具体的な投資信託提案がどのタイミングになるかはケースバイケースのようですが、口座を開設以降は具体的な投資信託のご提案、適宜情報提供いただけるとの事。
■「投信の窓口」で、相談してみての感想
節税サラリーマンは、対面販売の窓口を利用するのは初めてです。
対面窓口がある証券会社ということであれば、野村證券に口座を持っています。
利用用途は、社員持株会の売却で利用するくらいで、相談に行ったことすらありません。
●「投信の窓口」のメリット
「投信の窓口」を利用する最大のメリットは、「ファンド・ラボ」の存在だと思います。
少ないデータ(評価額がいくら?全体的な傾向など)であれば、個人レベルでも確認できると思います。ただ、設定来、複数の投資信託の比較となると個人レベルではつらくなり、金融機関のディーラーで無ければ確認できないと思います。
その上、設定来の資産流入と、流出割合、投資信託説明書(交付目論見書)との比較となると、もうお手上げ、ファンド・ラボの独壇場となるでしょう。
例として、同じインデックスを指標とした、「投資信託A」と「投資信託B」で、どちらが過去優れていたか?をその理由の裏づけを持って説明できる点はすばらしいと感じました。
「投信の窓口」で相談して、最も感心したのは、「過去~~でした」というスタンスを決して崩さない点になります。相談した方は女性でしたが、非常に紳士的な対応をいただきました。
●「投信の窓口」のデメリット
現時点では、「投信の窓口」のデメリットはわかりませんでした。もしかすると、投資信託の販売手数料が非常に高額の設定になっているのかも知れません。そのような情報がありましたら、お教えいただけますと幸いです。
■まとめ
いかがだったでしょうか?
初回の相談が終わった時点の率直な感想としては、「投信の窓口」は利用価値があると思っております。
今後、どのような形でなら利用できるか?を検討していこうと思います。進捗ありましたら、ブログでご報告させていただこうと思います。
私も行きました。確かにアクティブファンドの評価・説明はよかったです。
それと変な営業もなかったです。
私が持ってるアクティブファンドへの評価も高木証券が持ってる評価方法でよい・わるいをしてもらいました。
また、毎月分配型がなぜダメなのかやひふみ投信の良さを分かりやすく説明してもらいました。全部は理解できなかったけど・・・
ただ、やはり投資信託は長期投資がメインなので、インデックス投資のポートフォリオなどの説明はあまりなかったので、東京近辺に住まわれてる方は
新宿のSBI証券などでインデックス投資の相談をするとよいでしょう。
投信の窓口からすると、インデックスはあらかじめ指数が決まってるので、それへの評価はできないって言ってましたからしかたないですがね。
アクティブは主にベンチマークがありそれより良い悪いって評価できますしね。
積立ニーサやイデコはインデックスメインなので、この辺への相談にも対応してもらえるかが、今後の期待ですかね。今はしてないそうです。
ちなみに今期待のファンドは主に2つ教えてもらいました。
結果責任は持てませんが参考までに
〇 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
〇 スパークス・新・国際優良日本株ファンド (これは本などにも紹介されてますね)
ちなみにひふみ投信はずいぶん純資産大きくなってますけど、その辺大丈夫かなー
って今後については不安だとか言ってましたけどね。
ひふみ投信に関して、私は懐疑的に見ています。
1:ファンド開始当初から投資判断基準を変えている
2:ファンドが大きくなりすぎて、特定銘柄の売却=株価安となります。
1に関して
世界的な大企業(マイクロソフトなど)のファンドへの組み入れが進んでいます。
これだけ資産が大きくなると、投資先探しに苦労して世界的な大企業を投資先に加えたのでしょう。
こうなると、藤野 英人氏が従来主張していた、「傘立ての使い方」、「来客への社員の挨拶有無」などで社員の意欲を見る投資判断は難しいと思います。
2に関して
ほとんどの収益を国内だけで稼ぐ企業の組み入れも増えています。
こういった企業は時価総額が低い傾向があります。
そのため投資先が順調に株価を上げたとしても、売却することで株安を招きかねません。
株価が上がるほどに組み換えが難しくなり、
ファンド組み入れ銘柄の硬直化を招くのでは?と思っています。