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iDeCo-イオン銀行の戦略は窓口受付と、低い手数料

今回、イオン銀行のiDeCo(個人型確定拠出年金)を調べてみましたので、その結果を節税サラリーマンなりに考察させていただければと思います。

今回の記事の作成にあたっては、イオンフィナンシャルサービスと、イオン銀行の連名で出された、「イオン銀行 iDeCo」の取扱開始について」参照しております。

ポイント

手数料へのこだわり

○運営管理手数料を0円とした

過去記事でご紹介しておりますが、SBI証券、スルガ銀行、楽天証券に続く手数料0円陣営に加わることとなります。

実際は加入者一律でかかる、月167円(年額2,004円)は必要になりますのでご注意ください。

○信託報酬の低い商品ラインナップ用意した

詳細の比較を始めると記事として読みづらくなってしまうため、全体をサマリーした結果をおつたえすると、みずほ銀行のシステムを利用しながらも、みずほ銀行より手数料を抑えている印象があります。

その中でも特筆すべきものとしては、イオン銀行のバランス型商品「マイバランス30 確定拠出年金向け」の信託報酬(手数料)が年0.3348%です。

これは、みずほ銀行のラインナップに含まれている同様商品、「投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型」の0.6372%の半額近く低い設定です。

では、みずほ銀行のiDeCoもラインナップが悪いかとい言うと、そういったことは一切なく、メガバンクらしくそつのない商品ラインナップです。

また、REIT(先進国、不動産投資信託)の手数料が0.3780%、新興国市場へ投資する外国株式インデックスファンドも0.5886%です。

節税サラリーマンの知識からすると、概ね0.1%~0.2%は安い印象です。節税サラリーマンの口座は、既にSBI証券への移管中です。ちょっと早まったかなと思っています。

●受付窓口の用意

プレスリリースよりそのまま抜粋しますと、”「イオン銀行iDeCo」のお申し込みは、初心者のお客さまでも安心して相談できる当行店舗で、365日いつでも受付可能です。”

これはすごいですね。

iDeCoで強みをみせる金融機関はいわゆるネット証券が強い印象です。SBI証券、楽天証券もネット証券ですので、
当然相談できる窓口はありません。また、一般的な銀行窓口は平日のみ営業で15時までで終了です。

ですので、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入したいと思っても、インターネットに詳しくない、専門用語がわからないような方は、問い合わせそのもののハードルが高いと思います。

週末に地元のイオンへ家族と買い物に行って、iDeCoのチラシを配っていたことで、ついでに窓口相談できるとなると投資初心者はきっとそのまま契約するでしょう。

ある程度投資に詳しい方は、資料を受け取って自宅で検討した結果、それでも手数料が安いとなると、これまた契約となりそうです。

まとめ

イオン銀行のiDeCo(個人型確定拠出年金)は、イオン店舗という強力な集客チャネル内での販売が実施でき、
しかも年中無休、営業終了時間も遅い(節税サラリーマンの地元では21:00まで)となれば、今後販売を拡大していきそうですね。

また、100万円未満の定期預金を検討されておりましたら、イオン銀行の普通預金口座が一番有利(年利0.12%)ですので、ご参考になさってください。

iDeCoと金融商品比較②企業年金なし_サラリーマン

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