こんにちは、節税サラリーマンです。
先日、SBI証券より郵便が届きました。開封すると、琉球銀行にて運用していたiDeCo(個人型確定拠出年金)の資産移管が完了したとの連絡でした。
早速、管理ポータルにログインし、デフォルト商品(定期預金)に約440万円の資産があることを確認しました。
関連する前回記事はこちら
さて、皆さんお気づきのことと思いますが、このところ投資市況が非常に良好です。
・日経平均2017/10/24終了時点で16日続伸、10/25は残念ながら値下がりとなりました。
永遠に上がり続けることはありませんし、この時点で利益確定売りが入ったのでしょう。10/26に反発していることもあり、今後も上昇傾向が続いてくれるとありがたいです。
・為替相場(ドル円)は、10月単月でみると1円程度円安が進んでおります。
・ニューヨークダウは、10月単月でみると4%弱の値上がりです。
市況の見方は過去記事ご参照ください。
そうなると、リスク資産(投資信託)へのスイッチング(商品変更のこと)に関して、どのタイミングで、どのくらい変更すべきか迷ってしまいます。
迷っている理由
良好な市況で、iDeCo(個人型確定拠出年金)の全資産を、一括で投資信託へスイッチングすると、高値つかみの懸念があります。
仮に本日、440万円全額を先進国株式インデックスファンドへスイッチングし、9月末程度まで市況が変化(ドル円は1円円高、ニューヨークダウは4%減)となった場合、22万円ほどが吹っ飛ぶ計算になります。
スイッチング方法
スイッチング先の商品についてはすでに決めています。
スイッチング先商品と配分
・先進国株式インデックスファンド:40%
・ニューヨークダウ連動インデックスファンド:40%
・国際REIT:20%
節税サラリーマンの投資先では、国際REITが最もリスクの高い資産です。金融機関移管によって取り損ねた収益(5%ほど)を少しでも取り返したく、リスクが少し高いポジションを取ることに決めました。
ポイントはいつ、いくらスイッチングするか?です。そこでプランを考えてみました
【ご参考】毎月拠出する23,000円の配分
・先進国株式インデックスファンド:45%
・ニューヨークダウ連動インデックスファンド:45%
・国際REIT:10%
毎月の配分額を決めた経緯はこちらご参照ください。
想定プラン
①全額を一気にスイッチングする
メリット :良好な市況の流れに乗って、資産を殖やせるかも知れない
デメリット:値下がりも値上がりもリスクが高い
②何回かに分割してスイッチングする
メリット :値上がり、値下がりリスクの両方に対応が出来、低リスク
デメリット:良好な市況の流れに一切乗れない可能性がある。
①はさすがに怖すぎるため、②で行こうかなと思っています。
あとは期間ですが、半年は短すぎ、3年では長すぎる印象です。落しどころは1年から2年というところでしょうか?
スイッチングプラン
出来るだけ毎日管理ポータルにアクセスし、2万円ずつスイッチングしていこうと思います。要は1年程度かけて、積立投資のようなことを行い、リスクを回避しようとしています。
月に1回、35万~40万円をスイッチングでもよいのですが、毎日コツコツスイッチングすることで、価格変動リスクに対応できればと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事を書き始めてちょうど1週間、悩みに悩んだ上で、スイッチングプランを決めました。
iDeCo(個人型確定拠出年金)のスイッチングには手数料がかからないと思われがちですが、実際はそうではない場合があり、売却する投資信託によっては、「信託財産留保額」という手数料がかかる場合があります。
この「信託財産留保額」が掛かるか否かは、投資信託の概要資料を確認すればその旨の記載があります。
「信託財産留保額」詳細は過去の記事にてご紹介しております。
節税サラリーマンがやろうとしているスイッチングには手数料(信託財産留保額)は必要ありませんので、気軽に細かくスイッチングしようと思った次第です。
補足
その後、アセットアロケーション、ポートフォリオを再度見直しいたしました。その経緯は、こちらの記事にてまとめています。