皆さんは、株式や投資信託の資産運用の経験がありますか?
節税サラリーマンが初めて投資をしたのは18年前、
その勤務先には、大学時代から株式投資を続け、
2年間で200万ほどの利益を上げている後輩がいました。
そんな後輩が取引先からインサイダー情報を
入手(当時は現在ほど問題視されませんでした)したことから、
証券会社で株を買って、
3ヶ月ほどの期間で20%ほどの利益を上げることができましたその後も時折、株を買ってみましたが、
儲かったり、損をしたりという状況で、
全体的にはマイナスで終わっています。
そんな節税サラリーマンに転機が訪れたのは約7年前、
結婚を機会に、遊び半分の投資ができなくなり、
嫁さんとの交渉の上、iDeCo(個人型確定拠出年金)のみ
投資を続けております。
自分でいうのも情けないですが、
節税サラリーマンは投資センスがないですし、
投資技術を磨くことも、
知識を増やすこともあまり好きではありません。
しかしながら、iDeco(個人型確定拠出年金)では、
十分な収益を上げることができております。
そんな投資下手な節税サラリーマンから、
資産運用初心者向けに、資産運用を行うにあたって
ポイントとなる点をご案内いたします。
■資産運用は難しい?
初心者の方が、資産運用に抱いているイメージは、
・難しそう
・余裕資産がない
・言葉がよくわからない
・損をしてしまうのではないか?
といったところでしょうか?
節税サラリーマンは、
初心者を資産運用から遠ざけている理由は、
「投資オタク」の存在が問題ではないかと思っております。
節税サラリーマンが考える「投資オタク」は、
資産運用が趣味化していて、
プロでもなかなか知らないような知識を持ち、
その知識をブログ、SNSなどで情報公開しています。
そういった記事を見た初心者が「自分には無理だな」と
判断してしまっているのではないかと思いっております。
■日本市場のみでの資産運用は現実的ではない
バブル崩壊以降、失われた10年は、失われた20年になり、
デフレへ突入。
民主党政権下では、露骨な円高誘導となり、
デフレから抜け出せない状況となりました。
その後、安倍政権が誕生し、アベノミクスと共に、
マイルドなインフレ基調となっております。
※安倍政権のインフレターゲットは2%/年です。
■資産運用は簡単?
節税サラリーマンは資産運用を経験してきて、
どちらかというと資産管理は簡単だなと最近感じております。
当ブログでは、海外株式(先進国)インデックスファンドを
強くお薦めしております。
では、先進国はどこか?という話ですが、
これはニューヨークと、ロンドン(シティ)の市場で
投資するいうことが事実となります。
ニューヨーク市場の指数は、ニューヨーク・ダウですし、
ロンドン市場の指数は、FTSE 100です。
●ニューヨーク・ダウ
このところ足踏み状態となっておりますが、
それでも2017年初より8%ほど上昇しており、
年に換算すると12%です。
以前の記事で、「ニューヨーク・ダウ上がりすぎ懸念」を書きました。よろしければご参照ください。
●FTSE 100
2016/11は乱高下しながら6,700あたり、
その後、年初(2017年)は7,200、
2017/8/末現在7,400~7,500でのもみ合い状態となります。
2016/11からみると、11%の上昇、年換算13%です。
2017年初より3%の上昇、年換算5%です。
●日経平均、TOPIX
20,000円超えると利益確定売りが先行し、
19,600円まで値を下げる。
を、何度も何度も繰り返している印象です。
■まとめ、それでも日本市場だけに投資しますか?
日本がマイルドなインフレに舵を切り、
インフレターゲットが2%であるのなら、
資産運用でも2%の成果を出しませんと、
保有しているお金の価値が目減りしてしまいます。
2%を越える資産運用を目標とした場合、
その投資先を日本に限定することは正しいのいでしょうか?
節税サラリーマンは、
保有している金銭の目減りを抑えるため、
資産運用するのであれば、
2%を超えるリターンを得たいと考えております。
では、どうすればよいかですが?
ニューヨーク、ロンドンの市場成長率に乗っかることにより、
2%を超えるリターンは比較的楽に達成出来ると考えております。
いかがでしたでしょうか?
投資、資産運用となると、
難しい言葉や、訳知り風な方が現れて、
なんだかよくわからない状況に陥りがちです。
ニューヨーク・ダウや、FTSE 100に乗っかることで、
比較的簡単にリターンを得ることが出来るのではないでしょうか?