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iDeCo-資産運用の基礎②投資オタク、評論家に要注意

以前記載した記事の中で、
資産運用(投資)を、
初心者が難しく感じてしまう理由として、
投資オタク」の存在に軽く触れて、
年3%~5%の収益を得るための簡単資産運用に絞って
ご説明しました。

■「長期運用」、「分散投資」というキーワード

雑誌、テレビ等では、
発信する側にはコスト(スペース、時間)の制約があり、
受ける側には聞く気持ちになっていないと
届かない(いわゆるバカの壁)という制約があります。

ですので、
どうしてもキーワード重視のやりとりとなります。
そして目にするキーワードは「長期運用」、
「分散投資」などです。

■「長期運用」、「分散投資」への反論を投資オタクは用意している

●長期運用に関しての反論

日本の株式市場は20年以上も停滞していますよね。
「長期投資」が必ずしも正しいとは思いません。

●分散投資に関しての反論

2008年のリーマンショックの時には、
世界中の株式も債券もみんな下がりましたよね、
どれだけ分散投資をしても損したのですから、
「分散投資」って効果がないのではなないですか?

分散投資をしすぎると、一方が値上がりしたとしても、
もう一方で値下がりするなら、
なかなか大きく資産が殖えることはないではないですか?

■「長期運用」、「分散投資」は有効?

「長期運用」や、「分散投資」のどちらか一方を
つまみ上げればアラが目立ちますが、
これらは二つをセットにすることで
成果を上げることができます。

「長期投資」で複利のメリットを享受しつつ、
「分散投資」で市場の成長率に乗っかる投資方法です。

●長期運用のポイント

本ブログでも何度か記載しておりますが、
複利のメリットを享受することで
大きな収益を期待できます。

●分散投資のポイント

特定の株式や、市場にのみ投資していると、
短期的に大きな収益を得るチャンスがありますが、
反面、大きな損失を出す可能性もあります。

分散投資は、その下落リスクをヘッジし、
市場の成長性に期待する投資方法になります。
インデックスファンドみたいなものですね。

■まとめ

投資オタクや、テレビに出るような
金融機関に勤めるサラリーマン、
経済評論家がいうことは、いつでも正しいのでしょうか?

節税サラリーマンが考えるところでは、
ある一面においては正しいと思いますが、
完全に正しいとは言い切れないと思っております。

それは、投資というものの特性上、
ベストな選択を取り続けるには、
潤沢な資金を持ち続ける必要があるという点です。

矛盾するコメントになってしまいますが、
潤沢な資金を持っているだけで、
投資の世界では既に半分成功を収めているとも言えます

仮に節税サラリーマンに1億円の余剰資金があれば、
そのまま信託銀行に運用を任せることで、
年数%程度のリターンは期待できると思います。

現実にはそんなお金もありませんので、
節税に勤しんでいるわけです。

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