こんにちは、節税サラリーマンです。
ちょっと古い話になりますが、先日のクリスマスは皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?
節税サラリーマンは、家族でいつもより多少豪華な食事を楽しんだ後、
即席サンタさんに変身して、ムスメの枕元にそっとおもちゃを置いておきました。
ムスメがリクエストしたのは、アクアビーズというエポック社から出ているおもちゃになります。ちなみに、サンタさんから電話が来て、ムスメの希望を伝えたことにしてあります。
クリスマスから年末年始まで遊び続け、黄色のビーズを使い切ってしまったため、2018/1/8にヨドバシカメラ秋葉原へビーズを買い足しに行ったところ、嫌な気持ちになりましたので、今回そちらを紹介させていただければと思います。
ヨドバシカメラ 秋葉原
冒頭記載の通り、2018/1/8の午後、ヨドバシカメラ 秋葉原店へ向かいました。6階のおもちゃコーナーでお目当ての追加ビーズを購入。
300円のつもりが900円になりました。
こちらを買うつもりが
こちらになりました。「買ってくれない、パパきら~い。」はひどいですよ、ムスメさん。
ビーズをゲットしてホクホク顔のムスメと、エスカレータで降りようとした所、店内でビンゴゲーム実施の放送がありました。
ムスメはビンゴゲーム未経験でしたので、「ビンゴゲームってなあに?」と聞いてきました。「みんなで楽しむゲームだよ。」と伝えたところ、
やりたいとの事でしたので、放送のあった5Fのエアコンコーナーに向かいました。
エアコンコーナーの近くでは、「限定100名、誰でも参加できます。」の触れ込みで、ビンゴゲームのカードと、小さなチラシをホチキス止めしたものを配っておりました。
ビンゴゲームのカードは9マスの簡単なもの、小さなチラシにはガジェット山川の実演販売と記載がありました。
※実物のチラシは手元にありますが、無用なトラブル回避のため、掲載は控えさせていただければと思います。
節税サラリーマンと同世代以上の方で、パソコン、オーディオ、電子工作等の趣味で、秋葉原を度々訪れていた方はよくご存知だとおもいますが、
今から20年近く前まで、秋葉原駅前では毎週末、実演販売を行っていました。
現在のヤマダ電機とラジオ会館のちょうど向かいあたりに、3つほどのワゴンが用意され、そこで実演販売人がパフォーマンスと共に、商品を売りまくっており、節税サラリーマンも野菜の飾り切り包丁を購入した経験があります。
そんな経験から、ビンゴゲームで人を集めて、家電の実演販売をするのかな~位に思っておりました。
【起】ガジェット山川氏 登場
背が高く、イケメン風、年齢は40代半ばでしょうか?
髪は極端なツーブロック、というよりダンサーっぽい刈り上げ具合です。
この時点で、節税サラリーマンとムスメを含め、全体の人数を把握できないほどの人たちがビンゴゲーム目当てに集まっています。
ビンゴゲーム前の商品紹介として、「Wi-Fiルータ」の説明を始めました。オリンピックまでに個人が契約することを国が推進しているなど、
かなり嘘っぽい話を交えつつの紹介です。パッと見せた紹介のラミネートには1ヶ月の費用6,???円の数字がチラッと見えました。
液晶画面の表示を覚えていたので、自宅でググりました。
おそらく下記の「Wi-Fiルータ」だと思います。
軽妙な語り口で、実演販売人を思わせる雰囲気でビンゴゲームの進め方を紹介します。
ビンゴゲームの景品は「生活家電や生活グッズ(すみません、ちょっと記憶があいまいです。)」と言っていました。また、「途中でサプライズもありますよ。」とのこと。
「秋葉原に住んでいます。」、後半では「美少女フィギュア200体と暮らしています。」など、あらゆる人から共有(※)を得ようと色々なトークを繰り返します。
※の補足
初対面の人と共有を得るには、小さな合意事項を積み重ねることが大切で、その積み重ねが契約に結びつくという、個人向け営業の不文律があります。
【承】ビンゴゲーム開始
ビンゴゲームはiPadの無料アプリを使い「練習、練習」と言いながら、どんどん進めていきます。
最初の3名程度には大きな箱型の商品を与えていきますが、台紙の確認もせずに、景品をどんどん渡すわけです。このあたりでなんとなく嫌な予感がしてきました。
家電量販店で毎週見かける「アレ」です。ガラポン(手で回して玉を出す抽選機)や、ビンゴカードで当たると端末が無料ですよ~という販促活動です。
ここで、「なるほど最後には、Wi-Fiルータ売りつける気だな。」とやっと気づきました。
そのうち、節税サラリーマンとムスメも無事ビンゴとなり、景品を受け取りましたが、中身はうまい棒とポケットティッシュでした。
しばらくして、パーフェクト賞(8+フリーで、カードの数字がすべて出た)が出て、ひときわ大きな箱型景品が提供されました。
【転】サプライズは突然に
突然、ガジェット山川氏が「サプライズ忘れていた~」と言い、別の方を呼び寄せます。
この方、少々おネェっぽい口調で、ガジェット山川氏と掛け合いを行います。
「Wi-Fiルータ」とタブレットをセットにしたら、博多(名古屋かもしれません。記憶あいまいです。)で100セットがあっという間に売れたとの話になりました。
その時のセットもう一度再現しようというのです。
※このあたり、見せる商品をパッパッと切り替えて行きます。
1つ目 ダイソンの掃除機とのセット
2つ目 3DSLL(もしかしたら違うかも)とソフト1本、PC Vitaとのセット
3つ目 PS4とのセット
博多(名古屋かもしれません。記憶あいまいです。)では、19,800円で売った、これをどこまで値引きするかとの交渉を装った茶番(失礼)が始まります。
ムスメを連れていたので節税サラリーマンはほぼ最前列、周りには小学生位の男の子が多数いました。「ゲームがいくらになるのだろう?」と前のめりになっている様子が見て取れます。
盛り上がっている中、節税サラリーマンはムスメと共に売り場を後にしました。
【結】そして契約へ・・
結果を直接見たわけではありませんが、この後、Y!mobileの契約を行う方がいたでしょう。
その契約を煽る過程でサクラがいなかったこと、契約された方が、本当にWi-Fiルータを欲しかったことを祈るばかりです。
ちなみに、ガジェット山川氏も、おネエっぽい方も、入店許可証のバッヂをつけておりましたので、ヨドバシカメラの店員ではありません。そうなると、メーカの社員か、それ専用の人員ということになりますが、おそらく後者ではないかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
かなり昔の話ですが、営業担当してヨドバシカメラを担当していた時期がありました。その頃、絞り上げる相手はメーカや卸売業者という印象でした。
今回、個人客に対してここまで露骨な販売を行うこと、しかも店内で行っていることに強い違和感を覚えました。
皆様のご参考になれば幸いです