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2019年度新卒の方へ|知っておいた方がよいことまとめ

新卒

こんにちは、節税サラリーマンです。

※この記事は、2018年4月2日に公開したものを加筆修正しております。

通常であれば、2020年4月1日(水)は多くの会社で入社式が行われていたと思います。

今年に限っては、コロナウィルスの影響で大々的な入社式を行う会社は少なく、感染リスクを抑えた範囲でに対応になるでしょう。

節税サラリーマンは電車で通勤しています。

3月も終わりが近づくと、表紙の端に「入社前研修資料」と書かれた冊子を眺めている方を度々見かけるようになります。近所に大手のIT企業があり、そこの新卒社員が研修を受けているのでしょう。

いつもより早起きのせいか居眠りをされている方も見かけます。

新卒の方々は気づかないかもしれませんが、全身新しいモノを身につけ、いまひとつ馴染んでない感じから、先輩サラリーマンはひと目で新卒者を見抜きます

節税サラリーマンの勤務先でも、少数ではありますが、新卒の新入社員が入社します。平均年齢41歳、30人のセクションにたった1人の新卒女性、早く馴染んでくれると嬉しいです。

今回は、2020年の新卒の皆さんに向けて、知っておいた方が良いことに関してご案内いたします。

具体的な内容は以下になります。

  1. 財形貯蓄を活用しましょう
  2. クレジットカードは1枚持ちましょう
  3. 生命保険の契約はちょっと待ちましょう
  4. 社内恋愛とセクハラ疑惑に要注意
  5. 就業規則は熟読しましょう
  6. 英語学習を始めましょう
  7. ブラック企業だと感じたら
このような実践的な話は、研修では絶対に教えてくれません。

名探偵コナンではありませんが、おじさんの頭脳で新卒入社を迎えた時、節税サラリーマンがとるであろう行動をまとめます

1.財形貯蓄を活用しましょう

若い頃(具体的には1990年代の中頃)からやっておけばよかったと思っているのが財形貯蓄です

当時、財形貯蓄制度への奨励金(会社が支援してくれるお金)が10%もついていました。毎月10,000円を財形貯蓄(給与天引き)で貯めると、会社から自動的に1,000円補助がでて、結果11,000円たまる仕組みです

現在の奨励金の平均値はわかりませんが、節税サラリーマンの勤務先の場合、3%の奨励金がついています。上記に倣えば10,000円の財形貯蓄(給与天引き)で、10,300円貯まります。

関連記事>>>財形貯蓄制度は、国が財政面・税制面を援助している

財形貯蓄のメリットと数値シミュレーションに関しては、別の記事でまとめています。

関連記事>>>投資のはじめの一歩(財形貯蓄編)

財形貯蓄に慣れてきたなと思ったら、その資金を元手に投資されることをお薦めします。投資先は、つみたてNISAの口座で、インデックスファンドへの投資がよいでしょう。

関連記事>>>つみたてNISA|嫁さん名義で、毎月3万円から始めます

2.クレジットカードを1枚は持ちましょう

クレジットカード契約の機会は非常に多いと思います。

クレジットカードは怖い、使いすぎてしまう等、不安もあると思います。でも、社会人になった以上、クレジットカードを1枚持つことをオススメいたします

各種ポイントカード機能がついたものなど、クレジットカードの種類も多種多様です。もし、これから契約されるのであれば、JCBカードではなく、VISAカードかMASTERカードでの契約をオススメします。

日本国内にいる場合、JCBカードで不便は感じませんが、海外に出るとVISAカードかMASTERカードなどでしか決済できないと思って間違いないです。

新卒の方が最初に作るなら、このクレジットカード!がベストだと思います。

特に飛行機に乗って出張される可能性が高い場合、金融機関発行のゴールドカードを持っていることで、ラウンジ(休憩&飲食が一部無料)が利用できます。

3.生命保険の契約はちょっと待ちましょう

注意すべきポイント

午前中の研修や業務が終わったら、社員食堂や外にランチに出かけます。

食堂の入り口やエレベータホールで、にこやかに挨拶してくる少し年上の素敵な女性がいたら、間違いなく彼女たちは生命保険のセールスレディーです。

男性の皆さんが、積極的に話したい気持ちは良くわかります。

その前に思い出して欲しいのは、新卒が大量に入社して来るこの時期は、彼女たちにとって最大のセールスチャンスだということです。今までアルバイトで不安定な収入しか無かった学生から、毎月定額を受け取れる会社員になったことで、ふところに余裕が生まれます。

しかも社会人経験が無いとなると、彼女たちがどのような思惑で売り込んで来るか、会社からどのような指示をされているかまで考えが及びません。

失敗例

悪い例をご紹介します。

「合コンセットしますよ」という甘い言葉に誘われて、たった2回の合コンのために、節税サラリーマンは累計200万円超のお金を払っています

必要な保障

セールスレディーは、医療保障(入院日額???円)を提案してくると思います。

新卒の方の年齢で、命を失いかねない重い病気にかかるリスクは低いにも関わらず、「入院で急に大きなお金が必要になる」と売り込んでくるでしょう。

でも、日本には高額医療費制度があります。

1ヶ月あたり約8万円を超えた自己負担額に関しては健康保険から補填される上、入院中に健康保険や病院に対して必要な手続きを行うことで、一時支払いすらも免除されます。また、支払った自己負担分に関しても、10万円を超える部分は確定申告することで、所得税の課税対象から全額控除されますので、概算で10%は戻って来ると思って間違いがないです。

ここまでお読みいただくと、「保険は要らない」と誤解されそうですので、少し補足させていただきます。

節税サラリーマンは、生命保険が不要と言っているのではありません。新卒の時点で、死亡保障や、医療保障の保険が不要だと言っています。

新卒の皆さんにとって必要な補償額が決まるのは、結婚して、予定した人数の子供を授かった時点です
子供の年齢と人数から、子供が成人するまでに必要な費用の概算が出ると思います。その費用から配偶者の収入予測を差し引いた金額、それが生命保険で必要な補償額です。必要な補償額がわかると、契約している生命保険の補償との差額を確認して、契約内容を見直したくなるものです。

そのため、このタイミングまで待って、生命保険を契約して決して遅くはありません。

また、夏が近づいた頃には、生命保険会社に就職した友人からしつこい売込みがあるかと思います。そんな時には、「綺麗なお姉さんに薦められた保険を契約した」とうまくかわしましょう。

最後に、生命保険は住宅の次に高い買い物と言われています。契約する場合は慎重に行ってください。

4.社内恋愛とセクハラ疑惑に要注意

社内恋愛はハイリスクです。

社内恋愛の噂は瞬く間に社内を駆け巡ります。節税サラリーマンは痛い思いをしていますので、恋愛は社外に求めるのがベストです。

また、新卒の皆さんが想像している以上に、会社というものはセクハラに関して敏感です。

女性社員の胸元や、足をチラッと見ただけで、セクハラ窓口に申告されることも普通にあります。注意しましょう。

5.就業規則は熟読しましょう

中学校や、高校の生徒手帳に記載されている校則とは違って、会社における就業規則を含む各種規則は、すべて守らなくてはならないものです。

ただ、その内容は社員を締め付けるというよりも、社員を守るためのものと思ったほうが良いです。

例として、両親がなくなった場合、社長名で???円の香典が出て、生花が一対贈られ、葬儀手伝いに?名派遣され、特別休暇(有給)は7日などが、就業規則に規定されています。

何か問題が発生し、調べたい場合には、就業規則を一読してから、直属の上司に相談すると好印象になる場合が多いです。

この新人、会社のことを勉強している。仕事に熱意がある。」と、良い方向で誤解してくれます

6.英語学習を始めましょう

日本でお金を稼ごうを思ったら、もはや英語は避けて通れません。

3年後に中級レベルの英語力をつけるようにしましょう。目安はTOEIC800点です。英語が得意な人は1年以内、苦手な人は3年以内に到達するようにしましょう。

なお、節税サラリーマンも現在英語学習中、TOEICスコアは550点です。お互い頑張りましょう。

7.ブラック企業だと感じたら

これまで、ご注意すべきポイントを説明しました。

もしこの内容が、入社された会社に当てはまらないことばかりであった場合、残念ながらその会社はいわゆるブラック企業かも知れません

  • 財形貯蓄制度が無い
  • 保険のセールスレディーがいない
  • セクハラだらけ
  • 就業規則が無い、またはどこにあるかわからない

もし、ブラック企業に入社してしまった場合、早めの退職をオススメします

会社は、「会社に残ってほしい」、「せっかく新卒で入社した会社を退職するなんてもったいない」と引き止めてくるでしょう。

それでも引き下がらなかった場合、「3年はその企業に勤めないと次の行き先が無い」と恫喝に近い言葉を浴びせられると思います。。

でも、そんなことはありません。

節税サラリーマンは、30歳の頃、うっかりブラック企業へ転職してしまい、わずか1年半で再度転職する羽目になりました。

現在働いている会社はホワイト企業と思えますし、収入も1.5倍程度まで増えております。

もう一度言いますが、ブラック企業の退職引きとめで使われるキーワードは、事実とは異なりますので、気にする必要はありません。

7.まとめ

いかがだったでしょうか?

今回、おじさんの知識を新卒入社に活かせたらという視点でご案内しました。

これから続く長い社会人生活、良いスタートが切れますことをお祈り申し上げます。

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